債務整理の後で

2010年、本格的に施行された改正貸金業法の運用により多重債務者は減少しているととのデータがありますが、一方では法律改正の趣旨とは違って金融各社の生き残りをかけた営業努力により、むしろ借金しやすくなったともいえる状況になりました。

◆債務整理をすれば金欠になっても金融機関からは借りれない

借金地獄を体験したサラリーマンによれば「債務整理した後の方が借金できなくなり大変です」
との話が聞こえてきます。

借金地獄を逃れる手段として一般に知られる任意整理ですが、それを実行しても借金にまつわる悩みが続くケースもあるようです。

債務整理を実行して、毎月元金を完済することで生活が楽になるはずだったのが・・・。
よくあるケースが、最初の数か月ぐらいは真面目に返済したが、1回延滞すると気持ちのハリが切れて……当初予定していた期間の2倍以上もかかることに。

債務整理すればクレジットカードも保持できませんから、お金が足りない時は友人、知人からの借金で何とか凌ぐほかありませんから、債務整理したあとの方が、一時的にしろ資金繰り的には大変かもしれません。

クレジットカードや銀行ローンは債務整理により完済しても、一般的には債務整理後7年間は審査が通りません。そんなことがありますので、一攫千金を夢見て以前のようにギャンブルに走り、さらに生活を苦しくしてしまう債務整理経験者が少なくないです。

唯一、借金させてくれる相手が闇金融業界です。
彼らの美味しいターゲットは、このような金融機関から相手されない人達で、自己破産者も含まれます。
金欠体質から抜け出すために実施した債務整理・自己破産ですが、人の性格まではリセットできません。

brian-russo.com